トランス脂肪酸の低減

トランス脂肪酸の低減

トランス脂肪酸の低減を実現。
食を通して「健康寿命」を延ばします。

平均寿命が延び、人生100年時代※1に入ったとも言われている日本。しかし、私たちティー・エフ・ピーが注目したいのは健康上の問題で制限されることなく生活できる期間、健康寿命です。平均寿命と健康寿命との差を見ると男性が約9年、女性は約12年※2。この期間は人の手助けが必要となり、ともすれば寝たきりということも考えられます。できる限り長く自分の力で歩き、食べることができる人生を。私たちは健康寿命の延伸を、トランス脂肪酸の低減など食を通して実現していきます。

  • ※1.日本人男性の平均寿命81.09歳、女性87.26歳(2017年厚生労働省)
  • ※2.日本人の男性の健康寿命72.14歳、女性74.79歳(2016年厚生労働省)

万病の元"トランス脂肪酸"が、
今日も日本の食卓に。

サラダ油やマヨネーズ、朝食の常連マーガリン、さらにはこれらを原料としてつくられるパンやお菓子、
その共通点はトランス脂肪酸と言われる身体に有害な物質が含まれていることです。
アメリカのFDA(食品医薬品局)は2018年から原則として食品への添加を禁止。
中国や韓国をはじめ各国で使用規制が実施されているにも関わらず、日本では厳格な規制は行われていません。
今のところ自己防衛するしかないのです。

トランス脂肪酸の表示義務

アメリカやカナダ、ブラジル、中国、韓国などでは、加工食品の栄養成分表示においてトランス脂肪酸量の表示が義務づけられています。

トランス脂肪酸の表示義務

トランス脂肪酸が、身体に与える害とは。

トランス脂肪酸は、液体である植物油を固形物に加工する際に行われる水素ガスの添加によって生成されます。
人工的につくられたトランス脂肪酸は自然界には存在しないものであるため、生体内では分解・代謝されにくく、少しずつ蓄積。
善玉コレステロールHDLを減少させ、悪玉コレステロールLDLを増加させるため、重大な疾病の要因になります。
こうした事態を防ぐには、悪玉コレステロールLDLを増やす原因であるトランス脂肪酸を摂取しないことが重要です。

※参考・引用:脳科学専門医 山嶋哲盛先生著述文献

過剰なトランス脂肪酸摂取により、認知症リスクが最大1.6倍に上昇。

福岡県久山町と九州大学の共同研究として、久山町の住民を対象に1961年から行っている疫学調査「久山町研究」は、認知症のない久山町高齢住民約1,600人を10年間追跡。
代表的なトランス脂肪酸(エライジン酸)の血清濃度と認知症発症の関係を調べました。
その結果、血清エライジン酸濃度の上昇にともない、全認知症、アルツハイマー型認知症の発症リスクはいずれも有意に上昇することが判明。
血清のトランス脂肪酸濃度が上昇すると、全認知症およびアルツハイマー型認知症の発症リスクは、ともに最大で1.6倍に上昇したのです。
この研究成果は、トランス脂肪酸の過剰摂取が認知症の発症に大きく寄与する可能性を示すものと注目されています。

トランス脂肪酸が身体に及ぼす害

トランス脂肪酸が身体に及ぼす害

ティー・エフ・ピーはトランス脂肪酸を減らし、アマニ油の活用を促進。

動脈硬化やアレルギーの予防、免疫機能改善、さらには認知症の予防効果も期待されているα-リノレン酸を多く含むアマニ油を1日に小さじ1杯。
これだけで血液中の脂質を減らして動脈硬化や高血圧、脂質異常などを防ぐ効果があります。
私たちは様々な食用油脂を専門機関で検査し、トランス脂肪酸の少ないものだけを使用するとともに、
アマニ油を効果的に使い、安全なメニューを毎日お届けしています。

ティー・エフ・ピーが使用する製品

分類 食品名 トランス脂肪酸(100gあたり)
マヨネーズ マヨネーズ 0.77g
TFPオリジナルマヨネーズ 0.27g
植物油 キャノーラ油 1.5g
当社使用のキャノーラ油 0.18g
ドレッシング 胡麻ドレッシング 0.31g
当社使用の焙煎ごまドレッシング 検出せず

一般財団法人 日本冷凍食品検査協会調べ

トランス脂肪酸とは

トランス脂肪酸には、油脂を加工・精製する工程でできるものと、天然に食品中に含まれているものがあります。

油脂の加工・精製でできる人工的なもの

常温で液体の植物油や魚油のから半固体、または固体の油脂を製造する加工技術「水素添加」によってトランス脂肪酸が生成されます。そのため、水素添加によって製造されるマーガリン、マヨネーズ、ショートニングや、それらを原材料に使ったパン、ケーキ、ドーナツなどの洋菓子、揚げ物などにトランス脂肪酸が含まれています。

食品別の平均トランス脂肪酸含有量(平均値)

トランス脂肪酸含有量(g/100g)

食品名 平均値 食品名 平均値
ショートニング 13.6g アイスクリーム類 0.24g
マーガリン 7g 菓子パン 0.2g
クリーム類 3.02g 食パン 0.16g
ビスケット類 1.8g チョコレート 0.15g
食用油類 1.4g 練乳 0.15g
マヨネーズ 1.24g 即席麺 0.13g
スナック菓子、米菓子 0.62g

食品安全委員会による

天然にできるもの

天然の不飽和脂肪酸は、通常シス型で存在します。
しかし、牛や羊などの反芻(はんすう)動物では、胃の中の微生物の働きによってトランス脂肪酸が作られます。
そのため、牛肉や羊肉、牛乳や乳製品の中に天然に微量のトランス脂肪酸が含まれています。

農林水産省HP:トランス脂肪酸に関する情報より

日本人の健康を害している塩分とトランス脂肪酸

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